「その本、図書館にあります。」を利用して時間もお金も節約する
図書館に行くといくら時間があっても足りないと感じることがよくあります。
興味のある棚に行き、面白そうな本を手にし、その本の評価が気になってスマホからAmazonを開きレビューをチェックする。関連本に面白そうなものがあると更に探して…。
図書館とAmazonのダブル地獄。時間があっという間に過ぎてしまいます。もう少し効率よく本を探したいと、以下の方法で図書館を利用するようになりました。
┃Amazonで本を予約!? 受け取りは図書館で
同様のサービスは他にも多々ありますが、じぶんは以下のサービスを利用しています。
詳しい設定方法は下記の記事をご参考に。
Amazonで検索した本が近隣図書館にあるかどうか教えてくれるGoogle Chrome拡張機能「その本、図書館にあります。」 - GIGAZINE
このChromeの拡張機能を有効にしておき、Amazonの商品ページ(紙の本)に行くと、設定した図書館に取り扱いがあるか、自動で検索が始まります。
ネット予約を行っている図書館では、そのまま予約ページに飛ぶこともできます。
この機能のすばらしさは
・Amazonでレビューを確認してから図書予約することができる。
・Amazonで衝動買いする前に図書館にあるか(無料で読めるか)すぐに確認できる。
という点です。
じぶんは、ブログでおすすめされていた本を読むことが多いです。そのブログにあるAmazonアフィのリンクから、本のページへ行き、その場で在庫があれば予約する、という流れで利用することでき、大変便利です。
このサービスを利用してから、図書館で本能の赴くままに時間を使うことがなくなりました。図書館が本を探す場所から、本を受け取りに行く場所になりました。
もちろん図書館なので、人気の本は長蛇の予約の列が出来ていたり、置いてない本もあります。
また、普段利用する図書館のWEB予約の有無、方法は、それぞれの図書館でお確かめください。
これからは読書にぴったりの季節。ステキな読書ライフを満喫してください!
第58回全国高校軟式野球選手権大会 横浜修悠館が初出場初優勝
第58回全国高校軟式野球選手権大会は30日、兵庫県明石トーカロ球場にて決勝戦が行われ、南関東代表の横浜修悠館(神奈川)が四国代表の新田(愛媛)に3-2でサヨナラ勝ちし、初出場にて初優勝の快挙を成し遂げた。初出場での優勝は2007年の新見(岡山)以来6年ぶりの快挙。
横浜修悠館の選手は全員が自衛隊高等工科学校の自衛官候補生。限られた練習環境の中で最大の結果を残した。今年で58回の歴史を数える全国高校軟式野球選手権大会は、通信制高校・自衛官候補生といった、新興勢力による大旋風で幕を閉じた。
今大会のこれまでのエントリーは以下から。
第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その1
第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その2
今大会の最終結果(日本高等学校野球連盟公式サイトより)
┃ 決勝
◇新田2-3横浜修悠館(延長11回)
第58回全国高校軟式野球:決勝 横浜修悠館、サヨナラV
毎日新聞 2013年08月31日 大阪朝刊
最終日の30日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で決勝を行い、初出場の横浜修悠館(南関東・神奈川)が延長十一回サヨナラで新田(四国・愛媛)を降し、第52回大会の新見(岡山)以来の初出場初優勝を果たした。神奈川勢の優勝は、第9回大会(1964年)の慶応以来、49年ぶり2回目。2010年の第55回大会に続き2度目の決勝に臨んだ新田は、悲願にあと一歩届かなかった。
▽決勝
新田(四国・愛媛)
02000000000=2
10000100001=3
横浜修悠館(南関東・神奈川)
(延長十一回)
横浜修悠館は六回に同点に追いつくと、延長十一回、松浦の二塁打などで2死二塁とし村野の右前打と敵失で松浦が生還、サヨナラ勝ち。先発の鮫島は八回以降、相手打線を無安打に抑えた。新田は1点を先制された直後の二回、藤岡の適時三塁打と遊ゴロで逆転したが、その後は打線が振るわず、先発の藤岡を援護できなかった。
◇冷静な計算奏功
どうすれば勝てるか。決勝に臨む横浜修悠館は選手自身が冷静に考え、確実に行動した。その結果が初出場での全国制覇として花開いた。
一番・石井が心掛けたのは、4連投となる新田の先発・藤岡に対して「球数を多く投げさせること」だった。一回には8球粘って四球で歩き、盗塁と敵失で先制。1点を追う六回にも低めの直球を見極めて四球を選び、同点のホームを踏んだ。石井は「序盤は速くて打てなかったけど、後半甘いボールが多くなった」。一方、六回で早くも100球を超えた藤岡は「ああいう打者は嫌だった」と振り返った。
鮫島は投手ながら、チームの持ち味の「足技」を愚直に披露した。延長十回、得点にはつながらなかったが、浅い中前打で一塁にいた鮫島は一気に三塁を陥れた。この鮫島のプレーは、相手に足技への恐怖感を植え付けた。延長十一回2死二塁。6番・村野が一、二塁間を抜く安打を放つと、新田の右翼手・岩井が打球を後逸。二塁走者の松浦が生還し、2時間半を超える熱戦に終止符を打った。岩井は「一塁アウトを狙ったが、足があるので焦った」と語った。
結果的に決勝打となった安打を放った村野は「極限状態でいかに冷静に判断できるかという力がついた」。喜びにわく選手たちを見て、丸山監督は「ピンチでも平常心で戦ってくれた」と頼もしそうに語った。【中村有花】
◇相棒に報いる
○…延長十一回にサヨナラにつながる右前打を放った横浜修悠館の捕手・村野は「鮫島を日本一の投手にできてうれしい」と笑みを浮かべた。この日は4打席目まで無安打。しかし5度目に訪れた好機で、相手投手の自慢の直球を捉えた。先発・鮫島は六回裏に同点に追いついて以降は相手打線を1安打に抑える好投をみせていただけに、「何としてもチャンスで打ちたかった」と村野。相棒が最後に奮闘のエースに報いた。
◇藤岡が投打奮闘
○…新田は4連投となったエース藤岡が投打で奮闘したが、頂点には届かなかった。藤岡は二回、同点打となる三塁打を左中間に放ち、直後の相手のミスで勝ち越しのホームを踏んだ。投手としては、六回に同点打を浴びた後は毎回のように走者を背負いながらも、最後まで粘り強い投球を続けた。今大会で計598球を投げ抜いたエースは「後半から少し足に(疲れが)きていた」と悔しがったが、浜田監督は「今までで一番良い投球をしてくれた」とねぎらった。
毎日新聞 2013年08月31日 東京朝刊
南関東・神奈川)は、部員全員が陸上自衛隊高等工科学校に在籍する自衛官の候補生たちだ。通信制の横浜修悠館で高卒資格を取得し、大半の生徒が陸曹教育隊に配属される。エースの鮫島孝太投手(3年)もその一人。卒業後は現役自衛官の父と同じ道を歩む。野球生活最後の夏、最終回まで楽しんで投げようと心に決めてマウンドに立った。
選手権大会最終日の30日、初出場で全国466校の頂点に駆け上がった横浜修悠館(鮫島投手は小学5年から本格的に投手を始めた。中学時代、地元福岡県の甲子園出場校から入学の誘いも受けた。幼い頃から憧れた甲子園には、硬式野球の選手でなければ出場できない。だが、鮫島投手にはもう一つの夢があった。
幼稚園の時、航空自衛隊芦屋基地(福岡県)に所属する航空機整備員の父雄一さん(40)に連れられ、自衛隊の航空祭を見学した。作業着姿で戦闘機を誘導する父が格好良かった。陸自高等工科学校に硬式野球部はないが、悩んだ末に自衛官になる道を選んだ。
同校の生徒は全員、神奈川県横須賀市の武山駐屯地内の寮で生活する。食事や入浴の時間が厳しく決められ、平日の練習時間は夕方の約1時間半のみ。丸山王明(きみあき)監督(46)は「卒業して自衛官になれば、競技としての野球はできなくなる。だから、野球にかける思いは人一倍強い」と話す。
この日の新田(四国・愛媛)戦。鮫島投手の登板は3試合目だ。延長十回に右足がつったが、けがや不調の時も支えてくれたチームメートに恩返ししたいという思いが、疲れを消してくれた。「仲間と野球をできることが楽しくて、ピンチの時も笑顔で投げた」
東日本大震災のような災害が起きても、臆せず救援に向かえる自衛官になりたい。
これからは、「仲間のために」から「国民のために」に変わるが、どんな時も全力を出し切るつもりだ。高校最後の夏につかんだ「勲章」を胸に秘めて。【重石岳史】
http://mainichi.jp/select/news/20130831ddm041050018000c.html
第58回全国高校軟式野球:新田が準優勝 驚異の粘りに「胸張って」 /愛媛
毎日新聞 2013年08月31日 地方版
夏の全国高校軟式野球大会最終日の30日は兵庫県明石市の明石トーカロ球場で決勝があり、新田(四国・愛媛)は延長十一回に及ぶ激闘の末、横浜修悠館(南関東・神奈川)に2−3でサヨナラ負けし、悲願の初優勝はならなかった。だが、大会を通じて驚異の粘りを見せ、2010年の第55回大会以来3年ぶり2回目の準優勝を果たしたナインに、スタンドから惜しみない拍手が送られた。【大東祐紀】
新田
02000000000=2
10000100001=3
横浜修悠館
(延長十一回)
準決勝までの3試合を逆転勝ちした粘り強さはこの日も健在だった。1点を追う二回、4番・田中義人一塁手(3年)の左前打と犠打で1死二塁とし、6番・藤岡雅也投手(同)が中越え適時三塁打を放つ。さらに続く石丸大貴捕手(同)の遊ゴロが野選を誘い、この回2点を奪った。
鮮やかな逆転劇にスタンドの雰囲気は最高潮。黄色いメガホンを打ち鳴らして喜んだ。藤岡投手の母早苗さん(38)は「気持ちの良い当たりだった。このリードで抑えてほしい」と笑顔。これで藤岡投手は波に乗った。球威のある直球とキレのあるスライダーを武器に強力打線相手に粘投。仲間の堅守もあり、以降は六回の1失点のみに抑えた。
迎えた延長戦。3年前に準優勝した時の左翼手・木村貢揮さん(21)は「ここまで来たら気持ちの戦い。僕らのリベンジをしてほしい」と祈った。十回2死一、三塁のピンチも防ぐなど、勝利への執念を存分に示す。流れは新田に傾きかけたかのように見えた。
だが、突然の幕切れだった。十一回2死二塁、相手の右前打で二塁走者が三塁を回る。無謀な走塁に見えたが、右翼手が打球を後逸し、サヨナラ負け。ナインはぼうぜんと立ち尽くしたが、スタンドの応援団からは「いい決勝だった」「胸を張って」と温かい言葉があふれた。
◇全試合強気の力投−−藤岡雅也投手(3年)
球1個半、コースが甘くなった。延長十一回裏。2死二塁のピンチで、右打者の外角低めを狙った直球が少し真ん中に入り、流し打ちされた。その安打を2年生の右翼手が後逸し、サヨナラ負け。「自分が三振を取っていれば良かっただけ」。泣き崩れる下級生を少しも責めなかった。
130キロ台後半の球威ある直球を買われ、2年生からエースを任された。昨年も主戦として全国大会進出に貢献したが、「自分のことで精いっぱいで、周りを気にかける余裕がなかった」。そのため、ピンチで自滅することも目立った。
集大成の夏は「エースとしてチームを引っ張り、絶対に初の優勝旗を」と並々ならぬ決意で臨み、決勝を含む4試合を1人で投げ抜いた。力のある直球で強気に攻め、決勝でも9三振を奪った。八回にはけん制で一塁走者を刺し、ピンチには周りに積極的に声をかけ、投球以外でもエースらしさを随所に示した。
浜田英希監督は「心が本当に強くなった」と評価する。「ピンチにも動じない強さが身についたと思う」と話し、3年間に得た大きな経験を糧に、大学でも軟式野球を続けるつもりだ。【大東祐紀】
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◇県勢の歴代決勝記録
第26回(1981) 大津 2−0 松山商
第32回(1987) 松山商 4−0 横浜商
第41回(1996) 中京商 4−0 松山商
第55回(2010) 能代 2−1 新田
第58回(2013) 横浜修悠館 3−2 新田
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130831ddlk38050631000c.html
全国高校軟式野球:横浜修悠館が初出場で日本一/神奈川
第58回全国高校軟式野球選手権大会最終日は30日、兵庫県の明石トーカロ球場で決勝を行い、横浜修悠館(南関東・神奈川)が延長十一回の末、3-2で新田(四国・愛媛)にサヨナラ勝ちし、初出場で日本一になった。初出場での優勝は2007年の新見(岡山)以来で6年ぶり。県勢としては1964年の慶応以来となる49年ぶりの頂点となった。
横浜修悠館は一回に先制したが、直後の二回に逆転を許した。1-2の六回、黒田の右前適時打で同点に追い付き、十一回2死二塁から村野の右前打を右翼手が後逸する間にサヨナラの走者が生還した。
◆歓喜のサヨナラ
「抜けろ」。内寄りの直球に差し込まれたその時、横浜修悠館の村野は願いを込めてバットを押し込んだ。十一回裏2死二塁。サヨナラの絶好機に打球は右前で弾んだ。
その気持ちが幸運を呼んだか。スピンがかかったボールを相手右翼手が後逸。初優勝を決めるホームを二走松浦が踏みしめると、ナインは飛びはねて喜んだ。
「優勝と同じくらいの目標を達成できた」と村野が笑う。大目標は初の頂だけではなかった。神奈川大会から勝ち上がるほどに一つになったのはエースへの思い。合言葉は「サメ(鮫島)を楽にさせよう」だった。
四球で出塁した石井が果敢に二塁を陥れ、黒田の適時打でホームに生還した六回はもちろん、守りでも援護した。延長十一回1死一塁。鮫島の暴投で一気に三塁を狙った一走を女房役の村野が矢のような送球で刺し、ピンチを脱した。
「最後の最後でやっとサメだけのチームじゃなくなった」。強肩で相棒を救い、その裏にサヨナラにつなげる右前打を放った村野が相好を崩せば、エースは顔をくしゃくしゃにして笑う。「やってくれると信じてここまで投げ続けた。仲間に恵まれて幸せ」誰かのために。そう思えるから修悠館は強くなった。
全国高校軟式:横浜修悠館初V、自衛官の卵が発奮
高校軟式野球の全国選手権大会で30日、横浜修悠館が初出場で日本一に輝いた。部員全56人が通信制の同校で学びながら横須賀市の陸上自衛隊高等工科学校で訓練を積む自衛官の候補生だ。
「彼らにとって唯一、自己表現ができる場所。野球をやっているときは幸せそう。きょうは誇らしげでもある」。高等工科学校の防衛教官でもある丸山王明監督(46)が笑う。視線の先で教え子たちが歓喜に沸いていた。
日中は演習や座学でみっちり。今夏の神奈川大会の開幕を間近に控えた7月も、3年生22人は静岡県の演習場で10日間行われた野営訓練に参加した。敵の監視を想定し、銃を手に一晩寝ずに立ち通すなど訓練は過酷を極めた。
朝は6時に起き、夜は10時半には消灯。ボールに触れられる時間は1時間半しかない。それでも楽しい。試合はなおさらだ。
3年生のエース鮫島孝太選手は自衛官の父に憧れ、門をたたいた。「訓練できつい事があっても顔には出さないが、野球ではみんなで喜怒哀楽を出せてメリハリをつけられている」。優勝の瞬間、ナイン全員が満面の笑みだった。
今月上旬、今大会でベンチ入りしない2年生を中心に宮城県内の学校との遠征試合を兼ね、東日本大震災の被災地である石巻市を訪問した。現地で後輩が撮影した写真を見せてもらった鮫島選手は「野球で得た体力を生かして災害支援などで活躍したい」と話す。
「集団生活と野球を通して人間性を高め、何かあったときに国と愛する人を守ることのできる存在になってほしい」。丸山監督は言葉に思いを込めた。
第58回全国高校軟式野球選手権大会 決勝は新田ー横浜修悠館に
第58回全国高校軟式野球選手権大会は29日、明石トーカロ球場にて準決勝2試合が行われ、決勝は初出場の横浜修悠館(神奈川/南関東)と新田(愛媛/四国)の対戦となった。両校はともに初優勝を目指す。決勝は30日、午前9時開始。
当大会のこれまでのエントリは以下から。
第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その1
第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その2
当大会のこれまでの軌跡(日本高等学校野球連盟サイトより)
┃ 準々決勝
◇土浦日大0ー5秋田商
第58回全国高校軟式野球:秋田商、53年ぶり4強 きょう、愛媛・新田と準決勝 /秋田
毎日新聞 2013年08月29日 地方版
夏の全国高校軟式野球大会第3日の28日、北東北代表の秋田商は、兵庫県の高砂市野球場で土浦日大(北関東・茨城)との準々決勝に臨み、5−0で快勝。53年ぶりの4強入りを果たした。先発の小野寺貴也投手が4安打完封の力投。奥田祐平選手の2点ランニング本塁打が飛び出すなど、6安打で5点と効率良く得点を稼いだ。秋田商は29日(午前9時半開始予定)、同県の明石トーカロ球場である準決勝で、新田(四国・愛媛)と対戦する。【田中将隆、高橋一隆】
▽準々決勝
秋田商(北東北)
000203000=5
000000000=0
土浦日大(北関東)
秋田商は四回表、2死から死球と単打で一、二塁の好機を作ると7番の主将・秋元が左翼線に2点適時二塁打を放って先制。六回には敵失で追加点を奪うと、奥田が左中間を破る2点ランニング本塁打を放ち、ダメ押し。先発の小野寺は安定した投球を見せ、無四球完封だった。土浦日大は九回裏、先頭の新井貴が左翼手の頭を越える二塁打を放って意地を見せたが、打線がつながらなかった。
http://mainichi.jp/area/akita/news/20130829ddlk05050002000c.html
第58回全国高校軟式野球:土浦日大、完封負け /茨城
毎日新聞 2013年08月29日 地方版
夏の全国高校軟式野球大会第3日の28日、北関東代表の土浦日大は、兵庫県の高砂市野球場で秋田商(北東北)に0−5で敗れ、準決勝進出を逃した。新井達也選手と新井貴大選手がそれぞれ二塁打を放つなど好機を作ったものの、ホームが遠く完封負けした。【田中将隆、高橋一隆】
◇最高のプレゼント
○…土浦日大の応援団が陣取る一塁側スタンド。惜しくも準々決勝敗退となったものの、応援団はチームの健闘をたたえた。林監督が元体操部顧問だったこともあり、選手らは自主的に練習してきた。しかし、安蔵啓選手(2年)の母美智子さん(50)は「監督には選手のモチベーションを高めることに徹していただいた。その結果の初出場」。来年に定年退職を迎える林監督も「教師生活の最後に素晴らしいプレゼントをもらった」と笑顔を見せた。
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20130829ddlk08050131000c.html
◇新田3ー2静岡商
第58回全国高校軟式野球:新田、延長制し4強 きょう秋田商と対戦 /愛媛
毎日新聞 2013年08月29日 地方版
夏の全国高校軟式野球大会第3日の28日、新田(四国・愛媛代表)は、兵庫県明石市の明石トーカロ球場での準々決勝で静岡商(東海・静岡)と対戦。延長十回表に田中義人選手(3年)が決勝打を放ち、3−2で勝利、準決勝進出を決めた。
新田は第4日の29日、同球場の第1試合(午前9時半開始)で秋田商(北東北・秋田)と対戦する。【豊田将志】
▽準々決勝
新田
0001000101=3
0002000000=2
(延長十回)
新田は四回表、岡田の二塁打と岩井の安打で無死一、三塁とし、小渕のスクイズで先制。四回裏に逆転を許したが、八回、満塁から押し出しで同点に追いつく。延長十回には2死二塁から田中義が右前に適時打を放ち決勝点。静岡商は好機にあと一本が出なかった。
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20130829ddlk38050641000c.html
◇早大学院1ー10横浜修悠館
第58回全国高校軟式野球:修悠館が4強入り、県勢17年ぶり 早大学院に大勝 /神奈川
毎日新聞 2013年08月29日 地方版
夏の全国高校軟式野球大会第3日の28日、南関東代表の横浜修悠館は、兵庫県の高砂市野球場で東京代表の早大学院との準々決勝に臨み、10−1で大勝した。県勢の4強入りは1996年の桐蔭学園以来17年ぶり。試合後、全力を出し切ったナインは汗にまみれながらスタンド前に駆け寄り一礼。保護者ら観客から大きな拍手とともに「よくやった」と声が飛んだ。横浜修悠館は29日、決勝進出をかけて大阪代表のPL学園と対戦する。【高橋一隆、田中将隆】
◇八回に試合決める
▽準々決勝
早大学院
100000000=1
03200104×=10
横浜修悠館
横浜修悠館は内野フライの捕球ミスなど相手守備の乱れをつき、濱砂の先制適時二塁打などで三回までに5得点。五回には松浦が巧みな走塁を見せて終盤へ勢いを保ち、八回は打者一巡の攻撃で4点を挙げ試合を決めた。主戦・鮫島に代わって先発した濱砂は最少失点で完投。早大学院は一回、寺川の右前打で先制したが、その後は堅守に阻まれた。
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/m20130829ddlk14050197000c.html
第58回全国高校軟式野球:学生監督、後輩に夢託し 早大学院・内藤亮さん、就活よりも4強目指す
毎日新聞 2013年08月28日 東京夕刊
南関東・神奈川)戦に臨んだ。
選手権大会で8強入りした早大学院(東京)の内藤亮監督(21)は、早大法学部3年の現役大学生だ。同校軟式野球部出身で、学業の傍らチームをまとめ上げた。冬には就職活動の準備が始まるが、自身が現役時代に果たせなかった4強入りの夢を後輩たちに託し、28日の横浜修悠館(早大学院では二塁手として2年生の秋までレギュラーを務めたが、主将を務めた3年ではスタメンから外れた。同校では代々、監督と主将が相談して正選手を決める。悔し涙を流しながらも主将として自らを外す判断をしたのは、「チームにとって最善の選択」と考えたからだ。その年、チームは全国大会に初出場し、8強入りを果たした。
3年がたった昨夏、大学入学前から志願していた監督に就任した。立場が変わった今も、スタメン選びは苦悩の連続。それでも「彼らにとってかけがえのない3年間を任されている。無責任な判断はできない」と考え、時に非情と受け取られかねない決断も下す。
現在の主将、下遠野(しもとおの)隼人選手(3年)も控えメンバーだ。内藤監督は下遠野主将に「主将は後ろからみんなを押してやる存在だ」と伝えた。下遠野主将は「自分も『試合に出たい』という思いばかりでなく、『どうやったらチームが勝てるか』を考えられるようになった」と話す。今大会出場チーム中最年少監督。大学の授業との両立は容易ではない。必修単位は2年生までに取得した。周囲には、就職活動に動き始めた同級生もいる。でも焦りはない。来夏も後輩たちと全国大会を目指すため、就職先は早めに決めるつもりだ。【豊田将志】
http://mainichi.jp/select/news/20130828dde041050010000c.html
PL学園、2年生投手2人で1点守る/軟式
全国高校軟式野球選手権大会第3日(28日、PL学園1-0鹿児島工、明石トーカロ)PL学園の2年生投手2人が継投で虎の子の1点を守りきった。
先発した桜は自慢の直球は捉えられたが、スライダー主体の投球に変えて無失点。六回からは「予定通り」(斉藤監督)沢村が登板し、3安打で得点を許さなかった。
しっかり者の沢村に練習中よく怒られるという桜だが「2人いてこそ完投できている」と信頼関係は厚い。12年ぶりの頂点まであと2勝。沢村は「桜からの流れを断ち切らないようにしたい」と気持ちを引き締めた。(共同)http://www.sanspo.com/baseball/news/20130828/hig13082817070006-n1.html
第58回全国高校軟式野球:鹿工、好機生かせず PL学園に惜敗 初出場で大健闘 /鹿児島
毎日新聞 2013年08月29日 地方版
夏の全国高校軟式野球大会第3日の28日、鹿児島工(南部九州代表)は、兵庫県明石市の明石トーカロ球場であった準々決勝でPL学園(大阪)と対戦、惜しくも0−1で敗れた。鹿児島勢初の4強入りは果たせなかったが、初出場での大健闘にスタンドから惜しみない拍手が送られた。【重石岳史】
▽準々決勝
000000000=0
10000000×=1
PL学園
PL学園は一回、失策で出塁した布谷選手がけん制悪送球などで三塁まで進み、朝田選手の内野ゴロの間に先制。先発・桜投手と沢村投手のリレーで6安打零封し、逃げ切った。鹿児島工の主戦井上投手も被安打3と力投したが、打線が好機を生かせなかった。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20130829ddlk46050634000c.html
┃ 準決勝
◇秋田商3ー5新田 ◇横浜修悠館4−1PL学園
高校軟式野球:決勝は新田VS横浜修悠館に
毎日新聞 2013年08月29日 18時26分(最終更新 08月29日 19時00分)
第58回全国南関東・神奈川)が勝ち上がった。新田はエース藤岡の投打にわたる活躍で秋田商(北東北・秋田)を降した。1回戦から3試合連続の逆転勝ちで2010年の第55回大会以来3年ぶりの決勝進出。初出場の横浜修悠館は機動力を生かした攻撃でPL学園(大阪)に快勝した。
選手権大会第4日の29日、準決勝2試合を行い、初優勝を目指す新田(四国・愛媛)と横浜修悠館(30日の決勝は天候不順が予想されるため、午前11時開始の予定を午前9時に繰り上げて行う。
○…横浜修悠館は四回、松浦の中前適時打と二つの暴投で2点を先取。五回にも石井の2点三塁打で加点した。鮫島は緩急を生かした投球が光った。PL学園は九回、谷口の中犠飛で1点を返したが、反撃もそこまでだった。
○…新田は2点先行された三回、小渕の内野安打で1点を返し、さらに1死満塁から中島の投ゴロと藤岡の2点二塁打で逆転した。秋田商は一回に敵失などで2点先取したが、その後は新田の先発・藤岡に要所を抑えられた。
秋田商(北東北・秋田)
200000010◆3
00400001×◆5
新田(四国・愛媛)
横浜修悠館(南関東・神奈川)
000220000◆4
000000001◆1
PL学園(大阪)
http://mainichi.jp/sports/news/20130830k0000m050017000c.html
第58回全国高校軟式野球選手権大会1回戦 ベスト8出揃う
第58回全国高校軟式野球選手権大会が26日開幕、今日までに1回戦8試合が行われ、準々決勝に進む8校が決定した。
当大会これまでの予選大会の様子は以下から。
第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その1
組み合わせは以下の通り。(日本高等学校野球連サイトより)
土浦日大が全国初勝利!エース新井貴 15K完封
第58回全国高校軟式野球選手権大会は26日、兵庫県の明石トーカロ球場などで開幕して1回戦4試合を行い、初出場の土浦日大、秋田商、静岡商、新田が勝って準々決勝に進出した。
土浦日大のエース新井貴が毎回の15奪三振で完封。初出場のチームに全国初勝利をもたらし「上出来。今までで一番」と白い歯を見せた。7回2死満塁のピンチでも真っすぐを4球続ける強気の攻めで空を切らせ「自分で決めてやろうと思った」と自信満々。目標の日本一に向けても「ここまで来たら自分の名前を残してやろうと思っている」と威勢がよかった。
≪福岡大大濠 猪俣悲運の涙、12回までノーヒッター≫延長12回まで無安打無得点の快投を続けていた猪俣が13回に力尽きた。伸びのある直球とスライダーを織り交ぜ、12回まで16奪三振。「ノーヒットノーランは意識せず、次のアウトを取ることに一生懸命だった」と13回に初安打を許しても落ち着いた投球を続けた。最後は失策で1点を失ったが、「今までで一番の投球ができた」と涙ながらに胸を張った。
▽1回戦
土浦日大(北関東・茨城)
000 101 000―2
000 000 000―0
神戸学院大付(兵庫)
(土)新井貴―石野
(神)西脇―関
羽黒(南東北・山形)
000 000 001―1
000 000 002X―2
新田(四国・愛媛)
(羽)伊藤、菅原―長谷川
(新)藤岡―石丸
秋 田 商(北東北)
000 000 000 000 1―1
000 000 000 000 0―0
福岡大大濠(北部九州)
(秋)小野寺―今川
(福)猪俣―菊地
新 見(東中国・岡山)
000 000 000 0―0
000 000 000 1―1
静岡商(東海)
(新)日笠、寺田、日笠―岡田(静)内藤―良知
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/08/27/kiji/K20130827006491700.html
高校軟式野球:秋田商わずか1安打で勝利
毎日新聞 2013年08月26日 21時14分(最終更新 08月26日 21時49分)
○秋田商(北東北・秋田)1−0福岡大大濠(北部九州・福岡)●
秋田商がわずか1安打で勝利した。延長十三回、先頭の佐々木が福岡大大濠の先発・猪俣の直球をとらえて右中間へ二塁打。次の石川は投ゴロだったが、走者・佐々木がタッチアウトになる間に一塁に残り、続く秋元の三ゴロで「アウトになっても良いから走ろうと思っていた」という積極的な走塁で二塁を蹴り三塁へ。これで2死三塁とし、菊池の三ゴロ失策で決勝点を挙げた。それまで4連続三振だった菊池は「2ストライクと追い込まれたので、とにかく当てることだけを心掛けた」。執念がもたらした1点だった。
http://koshien.mainichi.jp/news/20130827k0000m050077000c.html
高校軟式野球:福岡大大濠・猪俣、熱投も敗退
毎日新聞 2013年08月26日 21時20分(最終更新 08月26日 21時48分)
○秋田商(北東北・秋田)1−0福岡大大濠(北部九州・福岡)●
福岡大大濠の左腕・猪俣は187球の熱投も、勝利にはわずかに届かなかった。九回までに許した走者は四球の4人のみと、参考記録ながら無安打無得点を記録。173センチの体をめいっぱい使った伸びのある直球で一回に秋田商から3者連続三振を奪うと、その後も粘りの投球で十二回まで安打を許さなかった。だが、十三回に初安打となる二塁打を許し、最後は失策で力尽きた。猪俣は「今まで(みんなに)助けてもらっているから(失策は)仕方ない」と言葉を振り絞った。
http://mainichi.jp/sports/news/20130827k0000m050079000c.html
高校軟式野球:事故を経て、喜びと感謝 静岡商・平井主将
毎日新聞 2013年08月26日 21時32分(最終更新 08月26日 22時42分)
第58回全国静岡商(東海・静岡)が1回戦に登場した。平井希代大(きよた)主将(3年)は今年5月、練習試合の守備中に頭を強く打ち、病院に搬送される事故に見舞われた。脳しんとうで、記憶があいまいな状態が約1週間続いたが、回復した。選手生命も危ぶまれたが、再び野球ができることの喜びと感謝の思いを胸にグラウンドに立った。
選手権大会第1日の26日、身長156センチとチーム一の小柄。5月、岡山県内での遠征中、遊撃手だった平井主将は二塁ベース付近で他の選手と交錯し、頭を強打。翌日、意識がもうろうとし、病院に運ばれた。両親の認識ができなくなり、父敬士さん(51)は「将来が不安で頭が真っ白になった」と振り返る。
数日後、部員が病室に見舞いに訪れた。軟式ボールを手渡されたが、それが何を意味するか最初は分からなかった。しかし、白球を見つめ、仲間と会話していると、徐々に部員の顔が分かるようになり、事故から約1週間たって記憶が定かになってきた。
6月に復帰。翌月には新主将に指名された。杉山聡部長(43)は「彼がチームに戻ったことで結束力が強まった」。平井主将は二塁手として再びグラウンドに立ち、チームは8年ぶりの全国大会出場を果たした。
26日、兵庫県高砂市野球場での新見(東中国・岡山)戦では、左越え二塁打や好走塁で、勝利に貢献した。
事故を経て、野球や仲間が好きだという思いは強まった。「皆に助けられ、この舞台でプレーすることができた。チームに貢献して恩返ししたい」。仲間と過ごす最後の夏は、しっかりと記憶に刻むつもりだ。【高橋一隆】
http://mainichi.jp/sports/news/20130827k0000m050082000c.html
高校軟式野球:ユニホーム姿の女子部員 スタンドから応援
毎日新聞 2013年08月27日 11時18分(最終更新 08月27日 14時13分)
第58回全国高砂市野球場の1回戦に出場した松商学園(北信越・長野)には、ユニホームを着た唯一の女子部員がいる。日本高校野球連盟の規定で女子は公式試合への出場が認められない。それでも野球を続けたのは、全国大会出場を夢見た女子先輩の思いを受け継ぎたかったからだ。この日、スタンドから声をからして応援した。
選手権大会第2日の27日、兵庫県3年生の若林芽衣子さん(17)。幼い頃から活発な性格で、小学2年の時に地元の学童クラブで野球を始めた。中学でも野球部に所属。松商学園では練習試合などで二塁手として出場した経験もある。厳しい練習を重ね、苦手だった守備が上達するにつれ、野球の面白さにのめり込んだ。
1学年上には同じ女子部員の篠崎琳子(りこ)さん(19)がいた。どれだけ努力しても公式戦には出られない、そんな状況を理解し合える唯一の先輩だった。男子部員の練習を見て、「私たちはどれだけ努力しても選手にはなれない。男子にはチャンスがあるのだから、もっと頑張ってほしい」と、歯がゆい思いを篠崎さんにぶつけたこともあった。
昨夏の北信越大会。3年連続決勝で敗れ、篠崎さんが目の前で泣き崩れた。チームの一員として、最後の夏に全国大会出場をかけた先輩の強い思いを知った。篠崎さんは卒業後に進学し、審判資格の取得という新たな夢に向かって歩み始めた。
唯一の女子部員となった若林さんは今年2月、練習中に肩を脱臼した。満足に動けず、「足を引っ張っている」と引け目を感じたが、男子部員らは嫌な顔一つせず、練習にじっくり付き合ってくれた。仲間の思いやりがうれしかった。
26日の開会式。記念撮影で若林さんは試合会場に初めて足を踏み入れた。篠崎さんが憧れた夢の舞台。青々とした芝生に手でそっと触れ、その感触を確かめた。
頼りにした先輩はもういない。でも、男女分け隔て無く受け入れてくれた仲間がいる。27日の試合では、鹿児島工(南部九州)に惜しくも敗れたが、終始大きな声を張り上げていた。【豊田将志】
http://mainichi.jp/sports/news/20130827k0000e050176000c.html
全国高校軟式野球:横浜修悠館、鹿児島工など8強
毎日新聞 2013年08月27日 19時07分(最終更新 08月27日 20時13分)
南関東・神奈川)は先発・鮫島の散発4安打完封で19年ぶり出場の新宮(近畿・和歌山)に快勝。早大学院(東京)は今駒の2点ランニング本塁打で粘る広大福山(西中国・広島)を破った。残る2試合はともに延長戦に。初出場の鹿児島工(南部九州・鹿児島)は井上の力投で松商学園(北信越・長野)との接戦を制し、PL学園(大阪)は押し出し四球で決勝点をもぎ取って滝川西(北海道)を降した。
選手権大会は第2日の27日、1回戦4試合を行い、8強が出そろった。初出場の横浜修悠館(大会本部は3日目以降、順調に日程が進んで30日に決勝が行われた場合、開始時刻を午前11時から午前9時に繰り上げると発表した。当日の天気予報が「曇り時々雨」となっているための措置としている。
◇1回戦
広大福山(西中国・広島)
000000000◆0
00000200×◆2
早大学院(東京)
(広)内田−中居(早)川口−山本▽本塁打 今駒(早)▽二塁打 岡崎(早)内田(広)
新宮(近畿・和歌山)
000000000◆0
00102000×◆3
横浜修悠館(南関東・神奈川)
(新)小原−下地(横)鮫島−村野▽三塁打 原村(横)▽二塁打 森(新)
鹿児島工(南部九州・鹿児島)
00000000001◆1
00000000000◆0
(延長十一回)
(鹿)井上−二ノ方(松)奥田−甲斐▽三塁打 笠原(松)▽二塁打 東谷(松)
PL学園(大阪)
0000010001◆2
0010000000◆1
滝川西(北海道)
(延長十回)
(P)桜、沢村−谷口(滝)岡嶋−長谷川▽二塁打 桜(P)
http://mainichi.jp/sports/news/20130828k0000m050026000c.html
全国高校軟式野球:横浜修悠館、好判断で併殺…8強進出
毎日新聞 2013年08月27日 20時36分(最終更新 08月27日 20時52分)
○横浜修悠館(南関東・神奈川)3−0新宮(近畿・和歌山)●(27日)
横浜修悠館は捕手・村野の好判断が光った。五回1死一、三塁のピンチで、新宮の溝口に1ボールとした後、大きなジェスチャーで内野陣に前進守備を指示。直後にバントの構えからヒッティングに切り替えた溝口が遊撃へのハーフライナー。併殺に仕留めた村野は「ここで抑えられたのは大きかった」。同校は陸上自衛隊高等工科学校と提携しており、選手は全員が将来の「自衛官」。暑さの中で連戦となるが、主将の茂木は「体力では負けない」と自信満々だ。
http://mainichi.jp/sports/news/20130828k0000m050061000c.html
全国高校軟式野球:早大学院、2年が奮闘…8強進出
毎日新聞 2013年08月27日 19時56分(最終更新 08月27日 20時38分)
○早大学院(東京)2−0広大福山(西中国・広島)●(27日)
早大学院は、エースでもある2年生、川口の「仕掛け」で勝利を呼び込んだ。六回、「凡打が続いていたので、揺さぶってみよう」とセーフティーバント。うまく三塁前に転がし、内野安打で一塁に生きた。送りバントの後、同じ2年生の今駒が中堅右にランニングホームラン。五回までチームでわずか1安打と攻め手を欠いていただけに、このバント安打が生きた。
東京大会では「暑いからバットを振らずにそのまま帰ってこいと言われていた」という川口。だが、「全国では打撃でも貢献しないと勝てない」と考えていた。その8番打者の選択が、セーフティーバント。自らのアイデアが得点につながり気分が良かったのだろう、左腕は投げても4安打完封といいところを見せた。
自分たちで考え、のびのびとプレーする背景には、選手たちが「さん付け」で呼ぶ早大法学部3年、21歳の内藤監督の存在がある。3年前に初出場した当時の主将だ。学業の合間を縫って指導してくれる青年監督を、川口は「話しやすくて、ベンチでも気持ちを盛り上げてくれる」。準々決勝で敗退した前回の悔しさを知る兄のような監督とともに、ナインはチームの新しい歴史を刻むつもりだ。【中村有花】
http://mainichi.jp/sports/news/20130828k0000m050045000c.html
全国高校軟式野球:広大福山も善戦
毎日新聞 2013年08月27日 20時13分(最終更新 08月27日 20時20分)
○早大学院(東京)2−0広大福山(西中国・広島)●(27日)
広大福山の初めての全国大会は、1回戦で幕を閉じた。一回1死二、三塁など何度も好機を作りながら、あと一本が出なかった。部員を含め、毎年東大や阪大などに数十人を送り出す県内屈指の進学校。3年生の春で引退する選手が多く、この日もベンチ入りメンバーは全て2年生だったが、早大学院と互角に渡り合った。合田監督は「全国で戦える手応えをつかめた。地方大会では失策があったが、今日はゼロ。思い切ってプレーしてくれた」と選手をたたえた。
http://mainichi.jp/sports/news/20130828k0000m050050000c.html
第58回全国高校軟式野球選手権大会 代表16が出揃う 25日に開幕
今大会関連のこれまでのエントリーは下記から。
第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その1
9日、最後に残された西中国大会が終了、広大福山が全国選手権初出場を決めた。晴れて明石に集う16校が決定。15日の組み合わせ抽選会を経て、25日明石トーカロ球場、高砂市野球場で開幕する。
第58回全国高校軟式野球:西中国大会 広大福山がV 初の全国大会へ /広島
毎日新聞 2013年08月10日 地方版
高野連主催、毎日新聞広島支局など後援)は9日、呉市二河野球場で決勝があり、広大福山が初回に挙げた1点を守り切って崇徳を零封。全国大会へ初出場を決めた。
選手権西中国大会(山口・広島両県広大福山は初回、河原康仁選手(2年)の中前打などで1死二塁とし、敵失で1点を先制。先発の内田一彰投手(同)は打たせて取る投球で三塁を踏ませず、103球を投げきった。崇徳は八回2死まで無安打に抑えられ、好投する重松勝実投手(同)、石岡樹輝弥投手(同)を援護できなかった。
同選手権は25〜29日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場などで開催される。【石川裕士】
▽決勝
広大福山
100000000=1
000000000=0
崇徳
(広)内田−中居
(崇)重松、石岡−百冨
▽二塁打 岡出(広)
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/m20130810ddlk34050432000c.html
全国高校軟式野球:代表16校出そろう 25日開幕
毎日新聞 2013年08月09日 19時07分
第58回朝日新聞社、毎日新聞社など後援)の西中国大会決勝が9日行われ、広大福山(広島)が初出場を決めた。これで代表16校が出そろった。
選手権(日本高校野球連盟主催、初出場は広大福山のほか土浦日大(茨城)、横浜修悠館(神奈川)、鹿児島工(鹿児島)の計4校。連続出場は新田(愛媛)、福岡大大濠(福岡)の2校のみとなった。
大会は25日から5日間、兵庫県の明石トーカロ、高砂市の両球場で開かれる。組み合わせ抽選会は15日。地方大会には昨年より2校少ない444校が参加した。
◇第58回全国高校軟式野球選手権代表校◇
北海道 滝 川 西 3年ぶり3回目
北東北 秋 田 商(秋 田) 4年ぶり8回目
南東北 羽 黒(山 形) 3年ぶり6回目
北関東 土浦日大(茨 城) 初出場
南関東 横浜修悠館(神奈川) 初出場
東 京 早大学院 3年ぶり2回目
東 海 静 岡 商(静 岡) 8年ぶり17回目
近 畿 新 宮(和歌山) 19年ぶり15回目
大 阪 PL学園 5年ぶり10回目
兵 庫 神戸学院大付 2年ぶり2回目
東中国 新 見(岡 山) 6年ぶり2回目
西中国 広大福山(広 島) 初出場
四 国 新 田(愛 媛) 2年連続15回目
北部九州 福岡大大濠(福 岡) 2年連続3回目
南部九州 鹿児島工(鹿児島) 初出場
http://mainichi.jp/sports/news/20130810k0000m050018000c.html?inb=ra
iPad miniを郵送修理に出す 〜2.受け取り編〜
対応が早過ぎる!
iPad miniを郵送修理に出す 〜1.申込み編〜にて、郵送修理に出していたiPad miniが帰ってきました。
┃ 早過ぎる対応、「新しいiPad mini」が帰ってきました。
今回の郵送修理の流れは以下です。
8/3(土) 郵送修理を申し込む。
8/7(水)iPad minが帰ってくる。
なんと、集荷の翌々日に早くも帰ってきました。しばらくはiPad miniのない生活を覚悟していたので、この迅速な対応には正直おどろきました。首都圏以外の在住ですが、ここまで早く対応してもらえるとは。あらためてApple社の「力」を感じました。
そして帰ってきたiPad mini。新品でした。
別に新品に交換して欲しかったわけではなかったんですが、今回の症状は本体の交換が必要と判断されてしまったらしく、まったく別人のiPad miniが帰ってきました。もちろん本体だけが新品で交換され、充電器などの付属品は付いてきませんでした。iCloudからバックアップを復元して、すぐに故障する前の環境に戻りました。まったく別の端末を操作しているという感覚はありません(当たり前)。
修理に出したものの、製品保証の恩恵を受けられず、修理費用を負担しなければいけなかった、という事例も聞いていました。だから最悪、自前での交換も覚悟していましたが、すんなりと保証を受けることが出来ました。
これだけ早く対応してもらえるのなら、仕事に支障がでるなど、よっぽどのことがない限り、Apple Storeに持ち込むまでもなく、郵送修理で十分だと感じました。
そして、これまで以上に製品を大切に扱おうと思います。
第58回全国高校軟式野球選手権大会 7日現在の各地の戦況
今大会のこれまでのエントリーは下記から。
・第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その1
・第58回全国高校軟式野球選手権大会 4日現在の各地の戦況その2
┃ 2013年8月7日現在 確認情報
【北海道】滝川西(3年ぶり3回目)
【北東北】秋田商業(4年ぶり8回目)
【北関東】土浦日大(初出場)
【南関東】横浜修悠館(初出場)
徳栄、初の決勝進出/夏季高校軟式野球・南関東大会
高校野球軟式南関東大会:横浜修悠館が全国に王手、1回戦快勝
高校軟式野球の第58回全国選手権南関東大会は6日、埼玉県上尾市の上尾市民球場で開幕し、1回戦2試合を行った。神奈川代表の横浜修悠館は伊奈学園総合(埼玉B)に4-1で快勝し、決勝に駒を進めた。もう1試合は花咲徳栄(埼玉A)が拓大紅陵(千葉)を7-6で下した。
横浜修悠館-花咲徳栄の決勝は7日午前10時から同球場で行われる。優勝校は25日から5日間、兵庫県明石市などで開催される全国大会に出場する。
◇石井 直訴で1番
両チーム無得点の三回1死一、二塁。横浜修悠館の石井は甘く入った初球を迷わず強振し、右越えの三塁打で走者を一掃した。「打った瞬間、抜けたと思った」という3年生の一打に、主将の茂木は「みんな緊張していたが、石井のおかげで自分たちのペースにもっていけた」と感謝した。
初出場の南関東大会。動きの硬いチームメートを横目に、石井はリラックスしていた。もともと「生真面目なやつではない」(茂木)という性格に加えて、望み通りのリードオフマンに起用されたことがその理由だ。
石井は「とにかく打ちたい。いっぱい(打席が)回ってくる1番がいい」という考えの持ち主。だが県大会は「緊張する」(石井)という主軸で起用され「チャンスで力んで打ち上げたり、三振したりしていた」と丸山王明監督(46)は言う。
「1番にしてもらえませんか」。大会2日前に指揮官に直訴し、前日の練習中にも「やっぱり1番がいいなあ」と聞こえよがしにつぶやいていた。必死のアピールが実り、放った三塁打は「(ヒットを)打てなくても一、二塁間に転がして走者を進めればいい」と気楽に構えて飛び出した。
輝きを取り戻した背番号9。決勝の大一番に向けて「自分の仕事をすれば勝てる」と意気込んだ。
南関東大会(県高野連主催、毎日新聞さいたま支局など後援)が6日、上尾市の上尾市民球場で開幕し、準決勝2試合があった。第1試合は、花咲徳栄(埼玉A)が拓大紅陵(千葉)に逆転サヨナラ勝ちした。第2試合は、横浜修悠館(神奈川)が伊奈学園総合(埼玉B)を降した。決勝は7日午前10時から同球場である。
選手権▽準決勝
000000123=6
100011004=7
(拓)小川−星野
(花)松坂−増沢
▽三塁打 増沢(花)
▽二塁打 松坂、山黒、須田、持田、上田(花)
伊奈学園総合
000010000=1
00310000×=4
横浜修悠館
(伊)馬場、門間−脇屋
(横)鮫島−村野
▽三塁打 石井(横)
▽二塁打 渡辺(伊)
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20130807ddlk11050221000c.html
平成25年度第58回全国高等学校軟式野球選手権南関東大会
優勝 横浜修悠館
準優勝 花咲徳栄 pic.twitter.com/veGtRrUMEi
— HRBYST (@yoshito_0817) 2013, 8月 7
北関東代表は茨城の土浦日大、南関東代表は神奈川の横浜修悠館!
— 鈴木 孝聡 (@Lions32Taka) 2013, 8月 7
【東京】早大学院(3年ぶり2回目)
【東海】静岡商業(7年ぶり18回目)
【近畿】新宮(19年ぶり15回目)
新宮が19年ぶり近畿制す 高校軟式野球
第58回全国高校軟式野球選手権近畿大会の決勝が7日、和歌山市の紀三井寺球場であり、新宮が滋賀県代表の瀬田工業を5―1で破り優勝した。新宮は25日から兵庫県の明石トーカロ球場などで開かれる全国大会に出場する。新宮の全国大会出場は19年ぶり15回目。
○決勝
瀬田工業
000010000 ―1
21100100×―5
新宮
〔瀬〕野村、末永―井口
〔新〕小原―下地
三塁打=長谷川祥(新)
■小原が好投2安打10奪三振
新宮は1回、死球の中野旭が二盗に成功し、溝口の打球が敵失となる間に本塁を陥れ先制。さらに二塁に進んだ溝口を置き、下地が中前適時打を放って加点した。
2回には左中間三塁打の長谷川祥が暴投で生還して1点を加え、3回にも敵失を絡めて1点を奪い、リードを4点と広げた。
5回に1点を返されたものの、6回に機動力を生かした攻撃で1点を追加。再びリードを4点とした。守っては先発投手の小原が2安打10奪三振と好投した。
新宮の小原一真主将の話 皆で一つになれたのが勝因。大会前までは打線が不振だったが、県大会に入ってから好調で早めに得点できた。全国大会では思い切り楽しんでプレーしたい。
上久保輝監督の話 全国大会出場は悲願だったので、うれしいの一言。最初に点が取れ、守備でもエラーが少なく、リズムがつくれた。全国大会では一つ一つ勝ち、第29回大会以来の全国制覇を狙いたい。
○6日の結果
準決勝第1試合
新宮3―1天理
準決勝第2試合
瀬田工業4―3立命館
(延長10回)http://www.agara.co.jp/modules/sports/article.php?storyid=257583
【大阪】PL学園(5年ぶり10回目)
【兵庫】神戸学院大付(2年ぶり2回目)
【東中国】新見(6年ぶり2回目)
全国高校軟式野球:東中国大会 新見、6年ぶり2回目優勝 延長十四回、倉敷工降す /岡山
第58回全国高校軟式野球選手権東中国大会(岡山、島根、鳥取県高野連主催、毎日新聞岡山支局など後援)は最終日の5日、倉敷市中庄のマスカットスタジアムで決勝があり、延長十四回の熱戦の末、新見が倉敷工を2−0で降し、岡山県勢対決を制して6年ぶり2回目の優勝を果たした。
新見は0−0の延長十四回、2死二塁で岩本が右中間へ適時三塁打を放って均衡を破ると、続く平井も中前適時打を放ち、計2点を挙げた。投げては日笠が7安打10奪三振で完封した。
新見は25日から兵庫県明石市などで開かれる全国大会に出場する。【原田悠自】
◇新見打線、つながった 倉敷工・矢尾の力投に終止符
3時間31分の投手戦に終止符を打ったのは、新見ナインの積極的な攻撃姿勢だった。延長十四回2死、森下凌之介選手(3年)の三遊間への打球が遊撃手のグラブに当たった。角度が変わって転がる打球。左翼手のカバーが遅れたのを見た森下選手は、迷わず二塁へ。続く岩本翔太選手(3年)の右中間への適時三塁打を呼び込んだ。
倉敷工の矢尾清和投手(3年)の球威に押され気味だった新見打線は、最後につながった。十四回に適時打を放った岩本選手、平井裕計選手(2年)の打球はいずれも流し打ち。「外角を狙わせる作戦がうまくいった」と武下尚也監督もたたえた。
敗れはしたが、矢尾投手も、211球の力投だった。三回1死三塁では、投球動作中に走者がスタートするのに気づき、大きく外してスクイズを阻止するなど、粘り強く投げた。矢尾投手は「低めを丁寧に突く持ち味が出せた」と振り返った。
大接戦を制してつかんだ全国大会。新見の杉真治主将(3年)は「練習から徹底している積極性を、大事な場面で生かせた。次は日本一を目指す」と意気込んだ。【原田悠自】
==============
▽決勝
新見(岡山)
00000000000002=2
00000000000000=0
倉敷工(岡山)
(延長十四回)
(新)日笠−岡田
(倉)矢尾−糸島
▽三塁打 小川涼、岩本(新)
▽二塁打 森下(新)
(新見は6年ぶり2回目)
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20130806ddlk33050484000c.html
【西中国】8、9日開催
【四国】新田(2年連続15回目)
【北部九州】福大大濠(2年連続3回目)
【南部九州】鹿児島工業(初出場)
当記事は更新を致しません。結果がわかり次第、随時、新エントリーにて対応します。